女性よりも男性の肌は水分量が少なくて乾燥しやすくなっています。また、毎日のシェービングや紫外線などで肌にダメージを受けているのです。そのため、スキンケアは必要になってきます。化粧品を正しく活用し、肌にうるおいを与えていくことが肌の健康への一歩になります。
お風呂上りにスキンケアをしないとどうなる?
男性が風呂上りのスキンケアを怠った場合は、肌トラブルになることが予想されます。肌のかゆみやツッパリ感が出てくる、粉をふいてしまう、ニキビなどの吹き出物が増えてしまうなどが起こる可能性があります。
ニキビや吹き出物、粉吹きがあると清潔感がない印象になり、老けて見られてしまうというデメリットも。入浴中は洗顔で必要な皮脂まで流れます。お風呂から上がったころには肌の水分が蒸発してしまうのでお風呂上りはとくに肌が乾燥しやすい状態になっているのです。
お風呂上がりのスキンケア手順
お風呂からあがってからのスキンケアについてご紹介します。
1.お風呂上りはすぐに保湿
お風呂上りは肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなっています。できるだけ早く化粧水をつけて保湿するようにしましょう。化粧水には、角質に水分を浸透させて肌をやわらかくする柔軟化粧水や、毛穴を引き締めて皮脂を抑える収れん化粧品があります。
柔軟化粧水は一番メジャーなもので、主に角質に水分を浸透させて肌をやわらかくする効果が期待されています。収れん化粧水は角質に水分を浸透させるだけでなく、毛穴を引き締め皮脂を抑えます。
2.美容液を塗る
美容液は、保湿や美白に効果的な成分を配合した化粧品になります。美容液を手に取り、手のひらで温めたら顔全体につけます。美容液にはさまざまなタイプがあります。テクスチャーも商品により違いがあります。ベタつきが気になればサラっとしているタイプ、乾燥肌の人はしっとり感のあるタイプのものもあるのでおすすめです。
3.乳液を塗る
スキンケアの終わりには乳液を塗りましょう。クリームでも大丈夫です。化粧水と美容液の成分を外に逃がさないように乳液でフタをする役割があるのです。どちらも保湿成分が多く含まれていて肌にうるおいを与えてくれます。
乳液とクリームは油分の量が違うので肌質や部位に合わせるようにして選んでください。
〇乳液は水分が多く、サラッとみずみずしい
〇クリームは油分が多く、しっとり
スキンケアをするときの注意点
タオルでこすらないようにする
水分を拭き取るときには、顔をゴシゴシと拭かないことが大事です。男性にはゴシゴシ拭く人が多いですが、摩擦が起こり、肌が傷ついてしまうのです。顔を拭く場合は優しく押し当てるようにして拭きます。タオルの素材もなるべく柔らかい素材や、オーガニック素材などの肌にやさしいタオルがおすすめになります。
力を入れてたたかない
化粧水をつけるときに手にとって顔をパンパンたたくのはよくありません。たたいた方が化粧水が浸透していくと考える人もいるのですが、それは、肌にダメージを与えてしまっているのです。また化粧水の無駄な使い方になります。化粧水を塗るときは抑え込むようにしてなじませることが大事になります。そして重ねづけをするようにしてください。
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