40代の男性に訪れる肌変化と、悩みを感じ始める理由

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40代の肌変化と悩み-50

「20代〜30代前半までは特段感じることもなかったのに…」急に訪れる男性の肌悩み。40歳前後で、急に肌荒れや肌の老化を感じ始める人は多いようです。

年齢を重ねるごとに、肌の老化は蓄積していきます。生活習慣の乱れや喫煙習慣なども、肌荒れの原因となることはご存知の人も多いでしょう。ミドル世代(40〜50代)の男性に特に多い悩みは、乾燥が気になる、肌にハリがなくなった、肌がたるんできた、といったもの。

最近では男性のスキンケアも主流になってきており、性別に関わらずどんな年代の人でもスキンケアをする時代。本記事では、40代に訪れる男性肌の変化とその要因、自宅でエイジングケアを行う際に、特に気をつけたい2つのポイントについて解説しています

目次

40代男性が感じる”肌の曲がり角”


30代半ばあたりから、「急に肌荒れが気になるようになった…」と感じている人もいるのではないでしょうか。年齢を重ねるごとに肌は老化し、肌トラブルが起きやすくなっています。

株式会社コンプライアンスが全国の30〜50代男性を対象に行った「肌の悩みに関する調査」によると、6割以上の男性が「20代の時に比べて肌の悩みが増えた」と回答しています。肌悩みの内容は、アンケートの中では「乾燥しやすくなった」と答えた方が最も多く、その他、「ハリがなくなった」「たるんできた」「ひび割れするようになった」「べたつきやテカリやすくなった」などの回答がみられました。20代と比べ、乾燥や肌のハリ・たるみで悩んでいる人が増えているようです。

これらの肌悩みは、主に「水分量が少ない」「皮脂が多い」といった、加齢とともに必ず増えていくものが要因。早いうちに対策しなければ、悩みは年齢とともに増していくばかりです。

水分量が少ないことによる乾燥やカサつき

20代、30代ではそこまで肌の水分量に変化はありませんが、40代になると肌の水分量が徐々に減少しはじめます。

もともと、男性の肌は女性の肌よりも水分量が少ないと言われています。水分量が少ないと蒸発する速度も速く、肌のバリア機能が低下してしまいます。これによって肌は乾燥し、カサつきだけでなく小じわやたるみといった悩みにつながるのです。

皮脂が増え毛穴が目立つ

40代男性の肌の皮脂量は、同年代の女性と比較して2〜 3倍にもなると言われています。そのため、男性の肌は女性の肌よりもべたつきやすいのです。

皮脂量が増えると、同時に毛穴が開いてしまい、皮脂が毛穴に詰まる原因となります。皮脂には乾燥を防ぐ効果もありますが、過剰に分泌されることで、結果的に肌には悪影響を及ぼします。男性の皮脂量は30代に最も増えるとされており、遅くともその年代でケアを始めることが重要なのです。

40代男性が肌の悩みを持ち始める理由

20代は就職など大きな環境の変化がある時期で、さまざまな場面で好印象を与えることを目的としてスキンケアを始める人がいます。しかし、ミドル世代にもなるとなかなかスキンケアを始めるきっかけもありません

最近は、コロナ禍でリモートワークが主流となり、オンラインでのミーティングが増えた人も多いのではないでしょうか。それまでは自分の顔をまじまじと見ることもなかなかなかったであろうミドル世代の男性が、パソコンの画面に映る自分の顔を見て、ショックを受けたということも多いようです。「自分は周りからこのように見えていたのか…」と気づき、見た目を年相応にするべく、スキンケアを始める人が増えたという背景が、40代男性が肌の悩みを持つようになった一つの理由です。コロナ禍で言えば、マスク着用で肌荒れが気になる方も増えていることもあるでしょう。

その他、近年では育児参加など男性の生活が多様化し、周囲からの見た目を意識する場面が広がったことも背景にあります。40代男性は、肌だけでなく髪質やにおいも変わり、自分自身でも体の変化に気付くようになります。その変化を感じ始めると、同時に周りの同年代の男性との見た目の差も気になりだし、自然と肌にも気を遣うようになるのでしょう。

このように、40代男性は、環境や時代の変化とともに、自然と肌に悩みを持つようになってきたのです。

40代からはじめる男性肌のエイジングケアのポイント

エイジングケアとは、シミやしわ、たるみなどを改善し、若々しいイメージを取り戻すための年齢に応じたケアのこと。40代と20代とでは肌本来が持つ力が変わってくるため、意識してケアをすることが重要です。

これまで、スキンケアは「女性がするもの」というイメージがありましたが、最近では、男性もスキンケアをしている人が大半。スキンケアで清潔感を得られ、仕事や大事な場面での第一印象も良くなり、仕事で成果を出せるというイメージを持つ方も増えているようです。

とはいえ、そこまで念入りなケアにまで至っている40代男性は少数。まだまだ「肌の手入れは面倒…」と感じる人が圧倒的ですので、気軽にできるケアでないと長続きしません。

今回は、具体的なスキンケアの前に特に大事な「2つのエイジングケアのポイント」を紹介します。

保湿をする

スキンケアの第1ステップとも言える保湿朝晩の洗顔後は、肌が乾燥しないうちに、化粧水で水分を補いましょう。その際、顔に叩き込むのではなく、手全体で肌を少し押さえるようなイメージを持つと良いです。保湿はスキンケアの基本中の基本ですが、手入れ時間はものの1分ほど。忙しい40代の男性も、これならすぐに実践できます。

化粧水自体には油分が少ないため、乾燥の進みが気になる人におすすめなのは乳液やクリーム。男性は乳液やクリームのべたつきを嫌う人も多いのですが、さっぱりとした使用感のものを選べば、べたつきも気になりません

肌へのダメージを減らす

日焼け止めやメイクで意識的に紫外線を防ぐ女性に比べ、男性はあまり日常的な対策は行わず、紫外線を直接浴びてしまっていることが多いです。紫外線は乾燥だけでなく、シミやしわ、たるみの原因となるため、男性も日焼け対策は入念に行いましょう

また、男性は毎日の髭剃りで少なからず肌にダメージを受けています。特に頬と口周りのUゾーンは、肌を守る力が弱まり、乾燥がよく見られる箇所。自分の肌や髭にあったシェーバーを選び、無理に刃を肌に押し付けないようにしましょう。また、髭剃り後は化粧水などをきちんとなじませてケアします。汗をかくような夏場でも、肌状態をキープするために保湿は必要です。

まとめ

40代は、乾燥やしわ、たるみが急に気になり始める年代。その理由は、コロナ禍でのリモートワークの増加や、生活の多様化により、年相応の見た目を意識する男性が増えたためです。

年齢よりもうんと若く見られたい、若づくりをしたいというわけではなくても、できるだけ良い状態の肌を保ち、「年相応に見られたい」というのが40代男性の本音。忙しいあなたも、まずはしっかりとした保湿、紫外線や髭剃りによる肌ダメージを抑えることから意識してみてはいかがでしょうか。

きちんとケアすることで、さらに10年後は同年代と確実に差がつきますよ。

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