こんにちは。まるじまです。
近頃、スロークッカーという調理家電を目にします。
料理に使うのは分かるのですが、どんなことができて
他の料理方法とはどんな違いがあるのでしょうか。
スロー調理、低温調理、圧力調理の違いを知りたい
スロー調理ができる商品を知りたい
スロー調理とは
スロークッカーでの調理をスロー調理と言います。
まずスロー調理の特徴を見ていくと、
時間をかけて加熱する
長い時間かけてゆっくりと加熱し続けます。電気で制御しますので、設定した時間で自動的に止まります。
温度は沸騰する前くらいの温度を保つ
75℃〜90℃をキープしながら煮込みます。ガスコンロでの調理でいう「弱火」「とろ火」を再現した温度になります。
メリット
- 火加減の調整がいらないので、手がかからない
- 火を使わないので安全
- 吹きこぼれたり、焦げ付いたりしない
- 電源があればどこでも使える
- 沸騰しないので具材が動かず、煮崩れしない
- ガスコンロを使わないので、並行して別な料理が作れる
デメリット
- 時間がかかる(調理が早くなるわけでは無い)
- ガス代の代わりに電気代がかかる
圧力調理との違い
圧力調理は、鍋の中の圧力を高め、100℃以上で調理をします。そのため調理時間がかなり短くなります。また水分が逃げていきません。
スロー調理は、なべの中の圧力が上がるわけでは無いので、調理時間は短くなりません。
低温調理との違い
低温調理は、さらに低い温度(約50℃〜70℃)で長い時間、加熱し続ける調理です。
調理時間が長いところは似ていますが、低温調理ではより低い温度で細かい温度設定が必要になります。
タンパク質の変性温度に関係していて、その温度帯で調理できるようになっています。
ローストビーフやチャーシュー、鶏ハムなどに使われます。
電気圧力鍋にも付いてる
スロークッカーがある一方、電気圧力鍋にも機能として付いていることがあります。
スロークッカーと、電気圧力なべのどちらを買った方が良いのでしょうか。
スロークッカーを買うメリット・デメリット
- 価格が安い:3,000円〜5,000円
- 軽い:2kg〜4kg
- ガラスのフタで中の様子が分かりやすい
- 機能がシンプルで、操作が簡単
- 調理に時間がかかる
電気圧力鍋を買うメリット・デメリット
- 火が通りにくい素材に対応できる
- 同じ料理でも、加圧調理の方が早くできるものもある。(根菜の煮物など)
- しっかりした作りのため、重く大きい
- 圧力調理の際は密閉されるため、中が確認できない
- 価格が高い:8,000円〜30,000円
- カレー粉が入った状態で加圧調理ができない
電気圧力鍋のデメリットに書きましたが、カレー粉が入るととろみや粘り気が出るため、加圧調理ができません。(加圧調理でなければOK)
同様に
- シチュー
- 大量の油(揚げ物など)
- 重曹(熱で膨張する)
が加圧調理禁止になります。

どんな料理ができる?
- カレー
- ぶり大根
- ロールキャベツ
- 豚の角煮
- 肉じゃが
- おでん
時間をかけてもしっかり煮込みたい場合に重宝します。
オススメのスロークッカー4選
スロー調理専用
アイリスオーヤマ スロークッカー PSC-20K

実売で約3,000円です。(2023年5月現在 最新の価格はリンク先で確認してください)
容量は1.6リットルで、1~3人分の料理ができます。
大きさは幅21cm、奥行21cm、高さ23cmのコンパクトサイズ。
シンプルな操作スイッチですが「強」では98℃、「弱」では60℃で加熱できます。
また特長的な点として、内なべが陶器製で遠赤外線の効果で中までしっかり火が通ります。
電気圧力鍋(スロー調理機能付き)
シロカ 電気圧力鍋 SP-D131

実売で約10,000円です。(2023年5月現在 最新の価格はリンク先で確認してください)
容量は2リットルで、1~3人分用にぴったりです。
大きさは幅22cm、奥行24cm、高さ25cmです。
圧力調理機能とスロー調理の両方できます。
それでも操作スイッチがシンプルで、表示も見やすいです。
3色(白、赤、茶)のバリエーションがあって、インテリアに合わせやすいのも特長です。
アイリスオーヤマ KPC-MA2

実売で約16,000円です。(2023年5月現在 最新の価格はリンク先で確認してください)
容量は2.2リットルで、1~3人分用の料理ができます。
大きさは幅28cm、奥行29cm、高さ21cmです。
幅、奥行が大きめですが、高さが低く抑えられています。
高さが抑えられているのはグリルなべとしても使えるためで食卓に持っていって、
すき焼きや鍋もできます。

まとめ
コンロで調理するときのような苦労が解消される、便利なキッチン家電です。
私も電気圧力鍋でスロー調理を使っています。

火加減の調整がいらない、ほっておける、焦げたり吹きこぼれたりしないのは
本当に助かります。
読んでいただきありがとうございました。
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