こんにちは。まるじまです。
ラクラ・クッカーの実機レビューをしていきます。
圧力調理はもちろん、低温調理に炒め調理、ご飯まで炊けるので
本当に毎日使っています。


無いと困るくらい、毎日使ってるよ!
ラクラ・クッカーの使い勝手が気になる
他の電気圧力鍋と比較してどうなのか知りたい
ラクラ・クッカーの特長
「蒸気排出ボタン」で待ち時間が短い!
私が最もラクラ・クッカーで「付いてて良かった!」
と思っている機能です。
加圧調理が終わっても、普通はすぐにフタを開けられない
電気圧力鍋は鍋を密閉し、加圧状態にして調理するのですが
内部の圧力が高い状態だとフタは開けられません。



中の圧力が下がるまで時間がかかるのがネックだったんだよね
他社の電気圧力鍋は内部の圧力が下がるまで待たないと(減圧させないと)いけないのですが
ラクラ・クッカーは「蒸気排出ボタン」を押すことで蒸気を強制的に排出し、
フタを開けられるようにします。


減圧の待ち時間が激減!
自然に減圧するのに15分〜30分くらいかかりますが、
ラクラ・クッカーなら「蒸気排出ボタン」を押すことで1分〜3分くらいで
開けられるのです。
減圧する時間は待ち時間になってしまうので、本当に助かる機能です。
内なべの形状が独特
最初見たときに驚いたのはこの内なべの形状です。
通称「ゴールデンアングル」というそうです。
出典:ラクラ・クッカー公式サイト
もちもちのご飯が炊ける
電気圧力鍋でご飯を炊くと、調理温度が高いことで
炊けたご飯がもちもちになります。
なぜもちもちのご飯になるかは下の記事を見てみてください。
ラクラ・クッカーでご飯を炊き始めてから感じるのは、
「毎回もちもち具合が安定している」気がします。


ラクラ・クッカーの前はBRUNOマルチ圧力クッカーでご飯を炊いていましたが
もちもち具合に波があったような気がします。





これが「ゴールデンアングル」の効果・・・!
中身をすくいやすい
内なべの上部が返し形状になっているので、お玉などで中身をすくいやすいです。
また底の形状も大きい丸みのおかげで、中心に具材が集まりやすくなっています。


混ぜたときに中身が跳ねにくい
ツボみたいな形状のおかげで、中身が跳ねにくくなっています。
特に炒め調理をするときに鍋の外に油跳ねしにくいのが良いですね。


炒め調理もできる
電気圧力鍋で炒め調理ができる製品は少ないですね。
最大150℃で炒め調理ができます。
炒めてそのまま煮込める
きんぴらや野菜炒めのような炒める料理ができるのはもちろんですが、
カレーや角煮など、焼き目をつけてから煮込みたい料理には、
1台でフライパンと鍋を兼ねられるので、手間も洗い物も少なくなります。


中火程度の加熱能力
ただ最大150℃ですので、焼くにはちょっと温度が低めです。
ガスコンロだと中火程度です。
炒め調理の設定温度は120℃〜150℃(10℃刻み)
炒め調理時に使う道具に注意
炒め調理の時にへらやフライ返しを使ったりしますが、内なべの塗装を痛めないように、プラスチックや木製などを使いましょう。
形状は先端がカーブしていた方が内なべの形状にフィットするのでオススメです。


メリット
「蒸気排出ボタン」で調理時間もさらに短縮
電気圧力鍋は加圧調理で美味しく料理ができることがメリットですが、
「蒸気排出ボタン」でさらに調理の時間を短くできます。



できあがったらすぐ食べたいからね!
フタの開閉時に音で教えてくれる
電気圧力鍋はフタがちゃんと閉まってないと、調理できないどころか
壊れてしまいかねません。
フタの開閉の度に音で知らせてくれるので、しっかり閉められているか確認できます。




デメリット
フタが完全に外れるので、置き場所に困る
ラクラ・クッカー開けるときに、フタが完全に外れるタイプです。(スライド式と言います)
そのため外したフタを置いておくスペースを確保しておかなければなりません。


反対にプッシュ式というタイプの電気圧力鍋なら、炊飯器のように跳ね上げるタイプになります。



ラクラ・クッカーだけに限らないけど、置き場に困るよね。
蒸気口付近に、蒸気や熱いお湯が飛ぶ
蒸気排出ボタンを押して中の圧力を下げる時に、蒸気口から蒸気や熱いお湯が出ます。蒸気口と蒸気排出ボタンは離れているので、危険!というわけではないですが、押す時には注意が必要です。
蒸気排出ボタンは押している間だけ蒸気が出ますので、指を離せば蒸気が止められます。




内なべが若干不安定
内なべだけで置いておくと、底面が小さめなので傾きやすいです。
といっても転がったりするほどではないですが、ちょっと気をつけた方が良さそうです。


炒め調理の設定に慣れが必要
ラクラ・クッカーで炒め調理をする場合、「温度」と「調理時間」を
設定してから調理開始になります。
例えばフライパンで炒め物をする場合、「もう少し火を強くしたい」と思ったら
火力を調整すると思いますが、
ラクラ・クッカーで火力を調整しようと思ったら、いったん炒め調理を停止し、
改めて「温度」と「調理時間」を設定する必要があります。



炒め調理時の温度変更はちょっと手間だね。
炒め調理も、他の加圧調理や低温調理と同じ設定方法だと思えれば大丈夫ですが、
「ガスコンロなどで炒めるイメージ」とは違う操作になります。
フタの目印が見にくい
フタを閉めるとき、決まった位置にフタを置かないと閉められません。
目印が付いているので、そこに合わせてフタを置きます。
しかし、その目印がちょっと見えにくいのです。丸が目印として描かれていますが、操作面がツヤがあって反射しやすくなっているためです。


その他
炒め調理中のにおい・油煙対策
圧力調理や低温調理だとフタを閉めた状態で調理するので大丈夫ですが、炒め調理をする場合、においや油はね、油煙などに注意する必要があります。
どこにラクラ・クッカーを置くかですが、換気扇の下に置けない場合は換気しやすい窓の近くにしたり、油はねしても拭き取りやすいように周りのスペースを空けておくと良いかもしれません。
おわりに
買ってからしばらく経ちますが、今のところ問題無く使えています。
そして相変わらず毎日ご飯を炊いてます。
最近は圧力調理より低温調理で使用することが多くなってきました。
低温調理は58℃〜90℃(1℃刻み)で設定できる。


今後気になるところとしては、どれくらいで内なべの塗装が剥げてきたりパッキンが割れたりするかな、という点です。
また何かあれば追記していきたいと思います。
BRUNOマルチ圧力クッカーの使用レビューも書いていますので読んでみてください。


電気圧力鍋の選び方記事も良ければどうぞ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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