こんにちは。まるじまです。
電気圧力鍋を毎日使っていますが、そういえば電気代っていくらくらいなんだろう?
と思い、算出してみました。
合わせてガス調理との比較もしてみました。
電気圧力なべの電気代っていくらくらいだろう?
ガス代/電気代は、電気圧力なべとガス調理のどっちが安いの?
圧力なべでガス調理が安い
結論ですが、算出してみると
ガスコンロで圧力なべ調理が安くなります。
電気代/ガス代 | 使用時間 | 備考 | |
電気圧力なべ | 14.5円 | 40分(加圧10分) | 800W(使用電力) |
ガス(普通のなべ) | 10.7円 | 強火10分→弱火60分 | 150円/m3(ガス単価) |
ガス(圧力なべ) | 7.1円 | 強火10分→弱火10分 | 150円/m3(ガス単価) |
想定している料理のボリューム
- 調理1回の電気代/ガス代を算出
- ふろふき大根や豚の角煮を作る想定の加熱時間
- 容量は約2リットル(カレー4食分、豚の角煮4〜5人分くらい)
電気代の算出(電気圧力鍋)
電気代は下の式で算出できます。
電気代 = 1kWhあたりの電気代(円)× 電気圧力なべの電力量(W)×使用時間(h)÷1000(kWhへの変換)
1kWhあたりの電気代を27円、800Wの電気圧力なべとすると、
27(円)× 800(W)× 0.67(h)÷ 1000
=14.5(円)
ちなみに800Wで2リットル程度の電気圧力なべとして


を想定しています。
ガス代の算出(普通の鍋)
ガス代は下の式で算出できます。
ガス代 = 火の強さ(出力:kW)× 3.6(MJ/h:火の強さをMJへ変換)× 使用時間(h)÷ガスが持っている発熱量(MJ/㎥)× ガス料金(円/㎥)
強火の火の強さを2.97kW、弱火の火の強さを0.38kW、ガス料金を150円/m3
都市ガスが持っている発熱量を45MJ/㎥とすると、
強火調理10分
2.97(kW)× 3.6(MJ/h)× 0.17(h)÷ 45(MJ/㎥)× 150円/m3
=6.1(円)
弱火調理60分
0.38(kW)× 3.6(MJ/h)× 1(h)÷ 45(MJ/㎥)× 150円/m3
=4.6(円)
合計
6.1(円)+ 4.6(円)
=10.7(円)
ガス代の算出(圧力鍋)
算出式は普通の鍋と同じです。
強火調理10分
2.97(kW)× 3.6(MJ/h)× 0.17(h)÷ 45(MJ/㎥)× 150円/m3
=6.1(円)
弱火調理10分
0.38(kW)× 3.6(MJ/h)× 0.17(h)÷ 45(MJ/㎥)× 150円/m3
=1.0(円)
合計
6.1(円)+ 1.0(円)
=7.1(円)
発熱量などの数値は暮らしニスタさんからお借りしています。
一般的に、ガスコンロの性能はkWで表されます。ガス代を計算する際には、それを発熱量(MJ)に換算し、1kW=3.6MJ/hで計算します。
ガス代の目安は?計算方法を理解して賢く節約!https://kurashinista.jp/column/detail/4527
(中略)
ガスの発熱量は、一般的な都市ガスで45MJ/㎥、プロパンガスで99MJ/㎥となります。
まとめ
ランニングコストでいうと、ガス調理の方が安くなりますね。
とはいえ手軽さで考えると電気圧力なべかな、と思っています。
もしよろしければ使用レビューも見てみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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